デザイナーが知っておくべきUIパターン集:24の定番パターンと使い方
UIデザイナーが必ず知っておくべき24の定番UIパターンを解説。ナビゲーション・インプット・コンテンツ表示・フィードバックの各カテゴリから、現代のモバイルアプリで広く使われているUIパターンの名称・特徴・使いどころをまとめます。
UIデザインには「定番の解決策」となる「UIパターン」が数多く存在します。これらのパターンを名前と使い方で知っておくことで、デザインの議論・検索・学習が効率的になります。本記事では、モバイルアプリデザイナーが必ず知っておくべき24の定番UIパターンを解説します。
ナビゲーションパターン(6個)
1. Bottom Navigation(ボトムナビゲーション)
タブバー形式の画面下部ナビゲーション。3〜5つのメイン機能へのアクセスに最適。
2. Hamburger Menu(ハンバーガーメニュー)
三本線アイコンをタップして展開するサイドナビゲーション。多数の機能を持つアプリに向くが、発見性が低い欠点がある。
3. Breadcrumb(パンくずリスト)
現在位置を「ホーム > カテゴリ > 商品」のように表示するナビゲーション支援パターン。
4. Wizard(ウィザード)
複数ステップのフォームや設定を段階的に案内するパターン。プログレスバーと組み合わせて使う。
5. Deep Linking(ディープリンク)
通知やURLからアプリの特定画面に直接遷移できる機能パターン。
6. Floating Action Button(FAB)
画面右下に浮かぶ丸いボタン。最も重要なプライマリアクション(投稿・追加など)に使用。
インプットパターン(5個)
7. Typeahead(タイプアヘッド)
入力中にリアルタイムでサジェストを表示するパターン(オートコンプリート)。
8. Calendar Picker(カレンダーピッカー)
日付・期間選択に使うカレンダーUI。1ヶ月表示・2ヶ月表示などのバリエーションがある。
9. Slider(スライダー)
連続した値の範囲を指でスライドして選択するUI。音量・価格レンジ・明るさの調整に使用。
10. Toggle Switch(トグルスイッチ)
オン/オフ状態を切り替えるUI。設定画面での使用が最も一般的。
11. Chips(チップ)
小さな角丸の選択タグ。フィルター・タグ選択・アクション提案に使用される。
コンテンツ表示パターン(6個)
12. Infinite Scroll(無限スクロール)
スクロールに合わせてコンテンツを追加読み込みするパターン。SNSフィード・ECリストで一般的。
13. Pagination(ページネーション)
コンテンツをページ単位で分割して表示するパターン。検索結果・レポートに向いている。
14. Pull to Refresh(プルダウンリフレッシュ)
リストを引き下げてコンテンツを更新するジェスチャーパターン。
15. Card(カード)
関連情報をまとめた長方形のコンテナ。リスト・グリッドでの情報整理に最適。
16. Accordion(アコーディオン)
タイトルをタップすることで詳細内容を展開/折りたたみできるパターン。FAQや長い説明文の表示に使用。
17. Carousel(カルーセル)
横スクロールで複数のコンテンツを切り替えるスライダー。バナー・おすすめコンテンツの表示に使用。
フィードバックパターン(5個)
18. Toast(トースト)
画面下部に一時的に表示される軽量の通知。成功・エラー・情報の短い通知に使用。
19. Skeleton Screen(スケルトンスクリーン)
コンテンツロード中にコンテンツの形状のグレーのプレースホルダーを表示するパターン。
20. Progress Bar(プログレスバー)
処理の進捗率を視覚化するUI。アップロード・長い処理の待ち時間に使用。
21. Snackbar(スナックバー)
Toast(トースト)の拡張版。「元に戻す」などのアクションボタンを含めることができる。
22. Tooltip(ツールチップ)
要素をホバー/長押しした際に表示される補足説明。アイコンの意味を説明する場面に使用。
モーダルパターン(2個)
23. Bottom Sheet(ボトムシート)
画面下部からスライドアップするモーダルコンテナ。フィルター・アクション・詳細表示に使用。
24. Dialog(ダイアログ)
画面中央にオーバーレイで表示されるモーダル。確認・入力・警告に使用。
UIパターンを学ぶメリット
UIパターンを知ることで:
- 「このUIを何と呼ぶか」がわかる → 検索・学習が効率化
- 「どの場面でどのパターンを使うか」の判断基準が持てる
- デザイナー同士・エンジニアとの共通言語になる
- 既存のパターンを組み合わせて新しいUIを設計できる
まとめ
UIパターンは「先人が解決した問題の定番解答」です。車輪の再発明をせず、これらのパターンを活用することで、ユーザーが「見覚えのある」使いやすいUIを効率よく設計できます。UI ZUKANのギャラリーで各パターンの実装事例を参考にしてください。