まとめ12分で読める

デザイナーが知っておくべきUIパターン集:24の定番パターンと使い方

UIデザイナーが必ず知っておくべき24の定番UIパターンを解説。ナビゲーション・インプット・コンテンツ表示・フィードバックの各カテゴリから、現代のモバイルアプリで広く使われているUIパターンの名称・特徴・使いどころをまとめます。

UIパターンデザインパターン設計知識まとめ

UIデザインには「定番の解決策」となる「UIパターン」が数多く存在します。これらのパターンを名前と使い方で知っておくことで、デザインの議論・検索・学習が効率的になります。本記事では、モバイルアプリデザイナーが必ず知っておくべき24の定番UIパターンを解説します。

ナビゲーションパターン(6個)

1. Bottom Navigation(ボトムナビゲーション)

タブバー形式の画面下部ナビゲーション。3〜5つのメイン機能へのアクセスに最適。

2. Hamburger Menu(ハンバーガーメニュー)

三本線アイコンをタップして展開するサイドナビゲーション。多数の機能を持つアプリに向くが、発見性が低い欠点がある。

3. Breadcrumb(パンくずリスト)

現在位置を「ホーム > カテゴリ > 商品」のように表示するナビゲーション支援パターン。

4. Wizard(ウィザード)

複数ステップのフォームや設定を段階的に案内するパターン。プログレスバーと組み合わせて使う。

5. Deep Linking(ディープリンク)

通知やURLからアプリの特定画面に直接遷移できる機能パターン。

6. Floating Action Button(FAB)

画面右下に浮かぶ丸いボタン。最も重要なプライマリアクション(投稿・追加など)に使用。

インプットパターン(5個)

7. Typeahead(タイプアヘッド)

入力中にリアルタイムでサジェストを表示するパターン(オートコンプリート)。

8. Calendar Picker(カレンダーピッカー)

日付・期間選択に使うカレンダーUI。1ヶ月表示・2ヶ月表示などのバリエーションがある。

9. Slider(スライダー)

連続した値の範囲を指でスライドして選択するUI。音量・価格レンジ・明るさの調整に使用。

10. Toggle Switch(トグルスイッチ)

オン/オフ状態を切り替えるUI。設定画面での使用が最も一般的。

11. Chips(チップ)

小さな角丸の選択タグ。フィルター・タグ選択・アクション提案に使用される。

コンテンツ表示パターン(6個)

12. Infinite Scroll(無限スクロール)

スクロールに合わせてコンテンツを追加読み込みするパターン。SNSフィード・ECリストで一般的。

13. Pagination(ページネーション)

コンテンツをページ単位で分割して表示するパターン。検索結果・レポートに向いている。

14. Pull to Refresh(プルダウンリフレッシュ)

リストを引き下げてコンテンツを更新するジェスチャーパターン。

15. Card(カード)

関連情報をまとめた長方形のコンテナ。リスト・グリッドでの情報整理に最適。

16. Accordion(アコーディオン)

タイトルをタップすることで詳細内容を展開/折りたたみできるパターン。FAQや長い説明文の表示に使用。

17. Carousel(カルーセル)

横スクロールで複数のコンテンツを切り替えるスライダー。バナー・おすすめコンテンツの表示に使用。

フィードバックパターン(5個)

18. Toast(トースト)

画面下部に一時的に表示される軽量の通知。成功・エラー・情報の短い通知に使用。

19. Skeleton Screen(スケルトンスクリーン)

コンテンツロード中にコンテンツの形状のグレーのプレースホルダーを表示するパターン。

20. Progress Bar(プログレスバー)

処理の進捗率を視覚化するUI。アップロード・長い処理の待ち時間に使用。

21. Snackbar(スナックバー)

Toast(トースト)の拡張版。「元に戻す」などのアクションボタンを含めることができる。

22. Tooltip(ツールチップ)

要素をホバー/長押しした際に表示される補足説明。アイコンの意味を説明する場面に使用。

モーダルパターン(2個)

23. Bottom Sheet(ボトムシート)

画面下部からスライドアップするモーダルコンテナ。フィルター・アクション・詳細表示に使用。

24. Dialog(ダイアログ)

画面中央にオーバーレイで表示されるモーダル。確認・入力・警告に使用。

UIパターンを学ぶメリット

UIパターンを知ることで:

  • 「このUIを何と呼ぶか」がわかる → 検索・学習が効率化
  • 「どの場面でどのパターンを使うか」の判断基準が持てる
  • デザイナー同士・エンジニアとの共通言語になる
  • 既存のパターンを組み合わせて新しいUIを設計できる

まとめ

UIパターンは「先人が解決した問題の定番解答」です。車輪の再発明をせず、これらのパターンを活用することで、ユーザーが「見覚えのある」使いやすいUIを効率よく設計できます。UI ZUKANのギャラリーで各パターンの実装事例を参考にしてください。

関連記事

実際のUIを見てインスピレーションを得る

UI ZUKANのギャラリーには、国内主要アプリのUI画面を豊富に収録。 記事で紹介したUIパターンを実際の事例で確認できます。

ギャラリーを見る