Figmaを使ったUIデザインの進め方:効率的なデザイン制作ワークフロー
FigmaでのUIデザイン制作の進め方を解説。コンポーネント・Auto Layout・Variables・Prototypeの活用から、デザイナーとエンジニアの連携(Dev Mode)まで、2026年のFigmaを使った効率的なUIデザインのワークフローを実践的に紹介します。
FigmaはUIデザインの世界標準ツールとして、2026年現在ほぼすべてのUIデザインチームで使用されています。本記事では、Figmaを使ったUIデザイン制作の効率的なワークフローと、最新機能の活用方法を解説します。
Figmaの基本ワークフロー
1. ワイヤーフレームの作成
まず低精度のワイヤーフレームで画面のレイアウト・情報構造を決定します。色はグレースケールのみで作業します。
2. スタイルの設定
Color Styles・Text Stylesをスタイルとして登録します。2024年以降のVariables機能を使うことで、ライト/ダークモードのカラー切り替えが効率的に管理できます。
3. コンポーネントの作成
繰り返し使用するUI要素をコンポーネント化します。
Auto Layout の活用
Auto LayoutはFigmaで最も重要な機能の一つで、コンテンツに応じてサイズが自動調整されるフレームを作れます。
- Horizontal/Vertical の方向設定
- Gap(要素間隔)・Padding の設定
- Hug contents / Fixed size / Fill container の切り替え
ボタンコンポーネントをAuto Layoutで作成すると、テキストの長さに応じてボタンの幅が自動調整されます。
コンポーネントのVariants
同じコンポーネントの複数の状態をまとめて管理するVariants機能で、デザインシステムの管理が格段に効率化されます。
例:ボタンコンポーネントのVariants
- Size: Small / Medium / Large
- Type: Primary / Secondary / Tertiary
- State: Default / Hover / Pressed / Disabled
Variables(変数)機能の活用
2023年にリリースされたVariablesは、デザイントークンをFigma内で管理するための機能です。
- Color Variables:ライト/ダークモードの色を定義
- Number Variables:スペーシング・角丸などを数値で管理
- Boolean Variables:コンポーネントのオン/オフ
プロトタイプの作成
Figmaのプロトタイプ機能を使うことで、インタラクティブなデモを作成できます。スマートアニメーション(Smart Animate)を使うと、画面間で共通の要素がアニメーションでつながる、モバイルアプリらしい遷移演出を作れます。
Dev Mode(デベロッパーモード)
Figma Dev ModeはエンジニアがFigmaのデザインを確認するためのインターフェースです。デザインの詳細(サイズ・カラー・フォント)をコード形式で確認でき、CSS・SwiftUI・Kotlin形式での出力もサポートしています。
まとめ
Figmaは単なる「デザインツール」から「デザインシステムの管理・チームコラボレーションのプラットフォーム」へと進化しています。Auto Layout・Variables・Dev Modeを使いこなすことで、デザイナーとエンジニアが効率的に協力できるワークフローを構築できます。