イベント・チケットアプリUIデザイン:体験への期待感を高める設計
イベント・チケットアプリのUIデザインを解説。イベント発見・チケット購入・座席選択・QRコード表示・リマインダーなど、Peatix・LivePocket・Ticketmaster等の事例から学ぶ、体験への期待感を高めるUI設計を紹介します。
イベント・チケットアプリは「行きたい体験を見つけ、購入し、実際に参加する」というフローを支援するプラットフォームです。ユーザーがイベントを発見する喜びから、当日の入場までをシームレスにつなぐUIデザインが求められます。
イベントアプリのUIの特徴
ビジュアルによる「ワクワク感」の演出:
コンサート・スポーツ・フェスなど、体験型イベントのアプリは、高品質の写真・動画・魅力的なアートワークを前面に出したビジュアル重視のデザインが一般的です。
情報の整理と重要度の優先:
イベント名・日時・会場・価格というコア情報を最初に見せ、詳細は展開して確認できる構成が適切です。
イベント発見UIのデザイン
ホーム画面のフィーチャードバナー:
今週の注目イベントを大きなヒーロービジュアル(フルブリード横スクロールバナー)で表示します。バンド・アーティストのキービジュアルがそのままヒーロー画像になるデザインは、ライブアプリで最も効果的です。
カテゴリフィルター:
音楽・スポーツ・演劇・セミナー・お笑いなどのカテゴリを横スクロールのチップ形式でフィルタリングできる機能。選択中のカテゴリが強調表示されます。
地図ビューとリストビューの切り替え:
近くのイベントを地図上で発見できるUIと、リスト形式で比較できるUIの切り替えボタンを提供します。
イベント詳細ページのUI設計
必要な情報の表示順:
- イベントのヒーロービジュアル
- イベント名(大見出し)
- 日時・会場(アイコン+テキスト)
- チケット価格帯(「¥5,000〜」)
- 「チケットを購入」CTAボタン(固定フッター)
- アーティスト/出演者情報
- 詳細説明・セットリスト(折りたたみ可)
- 会場アクセス・地図
CTAの「チケットを購入」ボタンは画面をスクロールしても常に表示される固定フッターに配置します。
座席選択UIのデザイン
インタラクティブ座席マップ:
会場の座席を平面図で表示し、カテゴリ別(S席・A席・立見など)に色分けします。
操作の特徴:
- ピンチ操作で拡大縮小
- タップで座席を選択(選択済みは別色)
- 選択した座席情報をボトムシートで表示
- 「この席から見たビュー」写真機能(一部アプリ)
チケット購入フローのUI
フラストレーションなく素早く購入できることが最重要です。
- 座席/チケット種別の選択
- 枚数の選択
- 合計金額の確認(手数料を含む明細表示)
- 支払い方法の入力(保存済みカードがデフォルト)
- 購入確認・完了
購入済みチケットのUI
QRコード表示:
入場用QRコードは画面全体に大きく表示します。セキュリティのため、コードは入場直前に動的生成される場合があります。
チケット詳細画面:
- イベント名・日時・会場・座席番号
- QRコード(中央に大きく)
- 「Walletに追加」ボタン(Apple Wallet・Google Wallet)
- 「シェア」「転売」機能
まとめ
イベント・チケットアプリのUIは「体験への期待感を高めながら、購入フローを最小の摩擦で完了させる」設計が重要です。ビジュアルインパクト・直感的なチケット購入・スムーズな入場確認の各フェーズを丁寧に設計することで、ユーザーが使いたくなるイベントアプリが実現できます。